九寸名古屋帯:琉球本紅型・ツバキ [14/990]

九寸名古屋帯:琉球本紅型・ツバキ [14/990]

販売価格: 120,000円(税別)

(税込: 132,000円)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

希望小売価格: 270,000円

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九寸名古屋帯・仕立【国内総手縫い仕立】:

販売価格: 120,000円(税別)

(税込: 132,000円)

希望小売価格: 270,000円

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商品詳細

琉球紅型らしい色遣いを、モダンなデザインで


紅型作家の中には、かつての琉球王朝士族に仕えた
紅型三宗家」と呼ばれる工房を持つ作家がいます。

知念家、城間家、沢岻家がその紅型三宗家と呼ばれています。


知念家はその昔、中国から唐紙の技法や印金紙・緞子紙を学び、
琉球王朝より位を与えられて、士族以上の階級が着用する
紅型を作ることが許されていました。


知念びんがた工房」として今に至る工房で染められた、
本紅型らしいカラフルな帯です。

 

一見すると抽象的な花柄で、開いた花の特長からすると
ツバキのように見えます。

お茶席にも愛用されるツバキは、日本古来より
生活に身近な花でした。

 

そのツバキが、紅型らしい配色で染め付けられたこの帯は、
いつもそばで見守っているような気持ちになれそうです。

幻想的な色遣いで抽象化された花は、
季節を問わず華やかな雰囲気でお召しいただけます。

 

紅型染は、天然染料の鉱物性の顔料を細かくし
微粒子化させた物を染料として使用するのですが、
鉱物性質で粒子が荒いため、習字のように染め筆で一度だけ
染料を生地の上に置いても、染料が生地になじまないのです。

そのため、もう一つ別な筆で、生地に置いた染料を
生地の中に刷り込むようにして染めていきます。

それでも、顔料粒子が荒いので生地の中に浸透しないため、
生地の上に染料が重なり、より色が濃く発色性が良く見えます。

沖縄の強い日差しでも色焼けしにくい特長があります。

 

カラフルな小紋にもシックな紬にも合わせやすいので、
帯締めや帯揚げなどの小物遊びも楽しめます。

 

【素材】 絹100%

 

※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。