八寸名古屋帯:楮紙布(とうしふ)・もじり織り [38/106]
商品詳細
「楮紙布(とうしふ)」は、「楮(こうぞ)」と「紙布」で織り上げられた
布地です。
クワ科の植物で和紙の原料にも使われる楮(こうぞ)の表皮を蒸し、
雪にさらして漂白した後で細く裂いて糸にしたものが「楮の糸」です。
紙布は専用の和紙を細く裂いて、こよりのように縒ったものを糸として
使います。
それぞれを糸として仕上げるまでにも非常に特殊な手間と時間をかけており、
さらにこれを組み合わせて手機で織るため、とても珍しい帯と言えます。
この帯の特長は、素材のざっくり感と意外なしなやかさ、そして
経年を経て落ち着いた色合いに変化する「育てる帯」であることです。
お太鼓部分と前側部分は黒く染めた緯糸も使って捩り織(もじりおり)を
施し、柄出しを変えて楽しめるようになっています。
捩り織(もじりおり)は「絡み織り(からみおり)」とも呼ばれ、
経糸が他の経糸と絡みあう構造になっている織り方です。
目が粗くて通気性が良く、柔らかな風合いが
特に夏向きとなり、羅(ら)・絽(ろ)・紗(しゃ)と
呼ばれる夏の織物は、この捩り織のバリエーションで織られています。
帯揚げや帯締めなどの小物で色を足すコーディネートもできますし、
ニュートラルカラーでシックに統一しても素敵です。
小物遣いでアレンジ自在の、ヘビロテ帯になりそうです。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 経糸:紙糸100%、緯糸:楮糸100%
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。