竺仙:流水に秋草(綿絽) [48/869]
商品詳細
着物の世界は、「季節を先取り」がお洒落と言われます。
ゆかたの柄に、秋草である萩や桔梗が描かれているのは
そのためです。
全体を流れる流水と秋草が美しいラインを描く一反で、
仕立て上がりが楽しみなデザインです。
シンプルなのに目を引く力があるのは
「注染」という老舗の染色技術のなせる業です。
注染とは、型紙を置いて特殊な糊で防染する工程を
じゃばら状に重ねた生地に繰り返し
その上から染料を注ぎ、表裏なく均一に模様部分を
染め上げる、伝統的な型染め技術の一つです。
1反ずつ手作業の職人技で染め上げるため、
ぼかしやにじみがその着物の「味」になります。
また、この生地は「綿絽」という種類です。
竺仙の綿絽は、絽目を不規則に並べた「乱絽」と
呼ばれるものです。
独特の風合いで、コーマ地とは一味違う
爽やかで涼しげな印象になります。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100%(綿絽) 反幅:1尺2分/約38.7センチ
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。
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