八寸名古屋帯:桶絞り 麻地 [38/72]
商品詳細
単衣や夏着物を格上げする、伝統工芸士手染めの麻帯です。
絞り染めにはいろいろな技法がありますが、
こちらの帯は「桶絞り」という技法で
染められています。
まず、小さい桶と大きい桶を用意します。
帯地の布を縦に蛇腹に折りたたみ、
染める部分と染めない部分の境目を
細かく塗って引き締めて留め、
小さい桶に入れます。
次に染めたい部分だけ桶の縁から外に出し、
上下をしっかり紐で縛ります。
※これで、桶の中にある布部分は
白い(生地の地色)のまま残ります。
それから大きい桶に染料を入れ、
紐で縛った小さい桶を浸けると、
小さい桶から出ている部分だけが染まります。
色みの濃さが変わっているのは、その分だけ
畳みなおして染めているからで、
こういう技法を考え出し、そして受け継いでいる
職人さんたちに、本当に頭が下がります。
この帯そのものではありませんが、
桶絞りの技法を紹介している動画がコチラです。
↓↓↓ご視聴はこちらから↓↓↓
https://youtu.be/pJ7jiL6ZmIw
前腹は、地色の白を活かしたクッキリ柄と、
染め回数を変えた濃淡で柔らかいグラデーション
にした柄を選べ、合わせる小物でさらに
コーディネートの幅が広がります。
黒地の帯は多くありますが、深緑色の帯は
染め帯・織りの帯全体を見渡しても
非常に少なく、希少価値があります。
さらに手染めで珍しい技法なので、
お着物姿の多い集まりでも、上品かつ
個性的で話題性もあります。
「職人の手仕事のおしゃれ帯が欲しい」
「尖ったカッコよさや目を奪う粋さではなく、
ちょっと他の方とは違うコーディネートをしたい」
という方へお勧めしたい、逸品です。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 麻100%
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。