【広幅】竺仙:江戸雪中(コーマ) [45/215]
商品詳細
江戸時代から続く老舗、竺仙。
江戸の粋を感じる柄ゆきです。
江戸の街並みに降る雪を、高い場所から見下ろせば
行き交う人がさす番傘の波に、牡丹雪がはらはらと。
「夏のゆかた地に、あえての雪景色を染めて
涼を感じてもらう」という、江戸の粋な洒落好みです。
そして、江戸の心意気は染め方にも。
まず注染で、鉛色の地に黒一色で番傘柄を染めます。
柄は注染(ちゅうせん)で染められています。
注染とは、特殊な糊で防染し、じゃばら状に重ねた
生地の上から染料を注ぎ、表裏なく均一に模様部分を
染め上げる、伝統的な型染め技術の一つです。
1反ずつ手作業の職人技で染め上げるため、
ぼかしやにじみがその着物の「味」になります。
その後、抜染(ばっせん)という手法で雪柄を染めます。
分かりやすく言うと「漂白剤で色を抜く」ように、
白い雪の部分を染めています。
その抜染と同時に、薄青の染料で雪の一部を青く染める
二度目の注染も行います。
全体の柄ゆきに高低差、奥行きまで感じられるのは
このように手間のかかる工程を経てこそ生まれる、
老舗の技術力の賜物なのです。
竺仙の注染技法について、より詳しくご覧になりたい方は、
コチラの動画をご覧ください。
竺仙ならではのしっとりしたコーマ地で、
伝統柄を粋に着こなす…素敵です。
1尺6分(約40.5センチ)というキングサイズで、背の高い男性でも、
女性でもお仕立て可能です。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100%(コーマ) (反幅:1尺6分/約40.5センチ)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。
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