竺仙:美人三部作「座れば牡丹」(松煙染小紋) [48/1065]
商品詳細
【立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花】
女性の美しさを花にたとえた、江戸時代頃から続く
素敵なことわざです。
「座る姿を、春に咲く牡丹の華やかさに」
「立つ姿を、初夏に咲く芍薬の優美さに」
「歩く姿を、盛夏に咲く百合のたおやかさに」
この中で、華やかな牡丹を表したこのデザインは
日本画家の宮下真理子さんが作画しています。
落ち着いた色味が、大胆な柄をほどよくシックに
なじませてくれ、年代を問わず楽しめます。
生地は奥州絣といい、紬番手の糸と絣糸を使用した、
節がありつつしなやかな風合いです。
染め方は松煙染の引き染めで、
正絹の着物と同じく、型で糊置きした後、
樹脂分の多い松の根を燻した煤を膠で練り、
豆汁に溶いて染めています。
染めから差し色に至るまで手仕事で行われ、
一反ずつが異なる味わいの仕上がりとなります。
半衿をつけて名古屋帯でお召しいただくと
夏着物として着映えしますし、
花織や博多織など、伝統工芸品の半幅帯で
素敵なオトナゆかたとしてもお召しいただけます。
暑くなってきた時期の木綿をすべて
ゆかたと思う方もいますが、現代は
『ゆかたも今や 夏きもの』。
この反物は透け感がないので
地域によっては5月にでも、暑くなり始めたら
もうお楽しみいただけます。
木綿小紋として、おしゃれにお楽しみください。
『〇月だから単衣』という着方ではなく
現代では、その日の気温に合わせ、
あなたが一番着心地のいいものを
お楽しみいただける時代です。
流行に左右されず、年代を問わず、
帯次第でコーディネートの幅が広がる、
重宝な一枚です。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100% (反幅:1尺1分/約38.2センチ)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。
Facebookコメント