角帯:伝統的工芸品 八重山みんさー織・白 [57/1290]
商品詳細
経済産業大臣指定伝統的工芸品の男帯です。
当店のある北海道 札幌から、直線距離でも
2,800kmの場所にある石垣島で、
手織りで作られている八重山みんさー織物の
角帯です。
八重山ミンサーの名前は
綿(ミン)のせまい帯(サー)からきたという説があります。
起源は明らかではありませんが、このミンサーには
八重山地方に近年まで残っていた
通い婚にまつわる逸話があります。
通い婚が行われていた当時、女性は相手の男性に
「いつ(五つ)の世(四つ)までも」との愛情を込めて
五つ四つの絣紋を入れた細帯を贈ったといいます。
また、デザインの中の二本の縦筋には
「道を踏みはずして浮気などすることなく」
という意味があるそうです。
さらにムカデ模様といわれる、帯の両耳に
ついた横段縞には「足繁く通ってほしい」という
願いが込められているとのことです。
使われている模様は、上記のようにロマンチックな
意味を持つもののみ。
真剣にひたすらに相手を想って織り上げたようなこの帯は
コーディネートの範囲が広く、結びやすいので
ヘビロテ必至の帯になりそうです。
一度結ぶと緩みにくいのも特長です。
綿100%なのでゆかたや夏着物、
木綿の着物や正絹の小紋など
カジュアルシーンで通年着用できます。
男性がご自分用に買われ、大切な誰かを想って締めるのも、
女性が男性へ、想いを込めてプレゼントするのも
みんさー帯の意味を知ってこそですね。
応援、しています♪
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100%
【サイズ】 長さ:約408センチ、幅:10.5センチ
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。
※ものすごい、いらない余談ですが
仮に2,800kmを、1日休憩もせずに
ノンストップで8時間歩き続けたとしても
約78日もかかってしまうんですね(笑