紺仁:綿ちぢみ更紗(金魚) [47/162]
商品詳細
初夏の陽気に、晩夏や初秋に。
「まだゆかたを着るには早いけど、正絹の単衣は暑い」
「もうゆかたを着る季節ではないけど、残暑が厳しすぎる…」
ゆかたの前後に「必要な」、普段着物のワードローブに
ぜひ加えていただきたい一反です。
昨今の温暖化の影響で、「秋ゆかた」という言葉もできるほど
夏物を着る時期が長くなっています。
4月でも夏日になったり、9月どころか10月でも残暑が続いたり、
「着物を着たいのに、何を着たら良いかわからない」という
方もいらっしゃるのではないでしょうか。
悩める皆さまにお勧めしたい着物の一つ、綿ちぢみ。
この綿ちぢみは、楊柳加工した綿100%の生地で
織られており、透け感はありません。
麻の小千谷縮と同じく、楊柳加工した生地は
摩擦抵抗が少なく、足さばきも肌触りも軽やかです。
そしてもちろん、ご自宅でお洗濯が可能です。
製造元は、江戸時代から続く藍染めの産地、
新潟県小千谷市片貝にある「紺仁(こんに)」という、
木綿の型染に傑出した技術を持つ老舗です。
木綿の染めにこだわり、デザイン・織り・染めまで
自社のみで作られています。
実際に、店長が自ら工房に出向き染織しているところを
学ばせていただきました。
素材は木綿ですが、正絹の着物を染める技法と同じく
一色で一枚の型紙を使い、手染めで染めた作品です。
花や実をディフォルメしたようなモチーフに
唐草が伸び、合間を悠々と金魚が泳いでいます。
尾ひれが花びらのようだからか、たくさんいるのに
意外と気づかれない(?)、だまし絵のようなデザインです。
墨黒の地色は楊柳生地の質感もあって、暑すぎず
涼しすぎずの印象なので、季節をまたいで着るには
ちょうどいい一着になります。
アクセントカラーは淡いピンク、ほんのりクリーム色、
そしてふんわりしたライムグリーン。
カラフルな色遣いは、帯の色とリンクしやすいので
シンプルなデザインで色遊びがお勧めです。
「ゆかたと正絹単衣の合間に着たい、洗える着物」。
これからの時代に必要なジャンルです。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100% (反幅:1尺2分/約38.5センチ)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。