角帯:花織/首里道屯(ロートン)織・ブロック [57/1251]
商品詳細
茶の緯糸に多色の経糸を織り込んで、縞や格子に。
単純に言うとこの一言なのですが、その一本の縞でさえ
織り方でニュアンスを変えています。
差し色の細いブルーやエメラルドグリーン、
目を惹く太いホワイトラインなど、全て織り出し方が
異なります。
真ん中部分のベージュと黒の経糸が裏表で配色が逆になり、
道屯(ろーとん)織独特の織り方をわかりやすく表しています。
そのこだわりがオシャレ心を満足させてくれ、手に取るたびに
愛着の湧く一本になるでしょう。
首里織は、1983年に経済産業大臣指定伝統的工芸品と
なりました。
首里花織の中でも種類があり、このロートン織の技法は
17世紀に中国から伝わったとされています。
平織の地の中で、一部の経糸を浮かして立体的に
文様を織り出す技法は、琉球王朝時代には
王侯貴族しか身につけられなかった、格の高いデザインです。
手織りならではの優しい風合いと、
”ロートン織”ならではの優しい凹凸感が特徴です。
凹凸があるので、ちゃんと結ぶとそれがかみ合い
緩みにくいのも、嬉しい特徴のひとつです。
一度結んでいただけると、人気の高さが
お分かりいただける帯です。
また、しわの復元力が大変高いので、ほぼ手アイロンで
シワが伸びるのも嬉しいポイントです。
綿100%なのでオトナゆかたや夏着物、
木綿の着物や正絹の紬・小紋など、
カジュアルシーンで通年着用できます。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100%
【サイズ】 長さ:約406センチ、幅:約10.0センチ
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。