半幅帯:ぜんまい入り裂き織四寸帯 [53/651]

半幅帯:ぜんまい入り裂き織四寸帯 [53/651]

販売価格: 38,400円(税別)

仕立て:
数量:

商品詳細

ぜんまい」って食べ物の…?と思った方。
そうです、そのぜんまいです。

帯の中に、茶色い糸がランダムに見えますが
それがぜんまいです。

 

春の山菜として食す前、先がクルクルに
なっている部分は、茶色くて細かい綿状の
毛で覆われています。
成長してくるとその毛が固くなり、
はがれて落ちますが、そこまで育つと
織物として使えません。

当店の店長が以前、ぜんまい紬の職人の方に
お話を伺った時、
「ぜんまいが取れるシーズンはほんの少しなので、
2週間くらい山ごもりして、ぜんまいだけを
摘んでいます』と言われたそうです。

ほんの短期間だけしか取れない、厳選された
貴重な綿毛のみを摘んで茹で、乾燥させた上で、
真綿と混ぜて織り上げています。

ぜんまいの綿毛には虫よけ効果があり、
昔はぜんまいを織り込むことにより虫食いを防ぐ効果が
あったため、真綿と混ぜて糸を紡ぎ、織物にしました。

現在は、ほとんどの住居環境が昔よりは良いので
虫食いの心配は少ないですが、その独特の風合いの良さが
ぜんまい紬ならではです。

 

また、正絹部分は「裂き織(さきおり)」です。
裂き織とは、布を裂いて緯糸として織る技法です。

昔は、古くなった布を裂いて、新たに布として
織り上げて使うリユース法の一つでした。

この帯では古いものでなく、わざわざ織った布を
一度裂いて紐状にし、再び緯糸として使う
大変手間のかかった作りになっています。 

そのため、ボーダー柄の部分もよく見ると多色です。
また、耳(端)の部分もポコポコした感じが素朴で
可愛らしく、見れば見るほど愛着のわく逸品です。 

 

ぜんまい紬と裂き織のコラボレーションが独特な、
他にはない素敵な風合いをお楽しみください。 

優しい色味はお着物を選ばず、また通年使用
できるので、カジュアルシーンに出番の多い
一本になりそうです。

 

※コーディネートは参考商品(別売り)です。

※端は片方が房になっており、そのままでも使えますし、
片方のみ(または両方とも)かがることもできます。 

 

【素材】  絹90% ぜんまい10%(指定外繊維)

【長さ】  約432センチ、幅17.2センチ

 

※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。