半幅帯:花織/首里総道屯(ロートン)織・虹色 [53/646]
商品詳細
沖縄の澄み切った青空に、
この帯のような7色の虹がかかったら
どんなに綺麗なんだろう、と
思って仕入れた帯です。
この帯、よくご覧いただくとベースの赤以外に
なんと10色もの糸で手織りで織られています。
通常のロートン半巾帯は、
ロートン織をしている部分と していない部分が
ありますが、こちらの商品は総ロートン織で、
帯全体にロートン織で織られていますので
一般的なロートン織の半巾帯よりも
たいへん手間がかかっています。
さらに、織る前にベースの赤を入れると
全11色の糸を先に染めてから、
織る作業に入ります。
また、よくご覧いただくと、帯巾の2:1で
ロートン織の幅に変化を持たせているのが
お分かりいただけると思います。
こんな気配りが、帯を結ぶ際に
どちらを上にするか下にするかで
見た目の印象を変えてくれるのです。
当店でも大人気の、沖縄県の
伝統的工芸品・首里花織。
首里花織の中でも種類があり、
このロートン織の技法は17世紀に
中国から伝わったとされています。
平織の地の中で、一部の経糸を浮かして
立体的に文様を織り出す技法は、
琉球王朝時代には王侯貴族しか
身につけられなかった、格の高い作品です。
しっかりとした総ロートン織の為、
結んだあとは緩みにくいのも嬉しい特徴です。
赤がベースですが11色もの色使いで織られているので
着物やゆかたにも、合わせやすいのが特徴です。
ロートン織半巾帯の中でも希少な、
総ロートン織の半巾帯。
是非、お楽しみください。
綿100%なのでオトナゆかたや夏着物、
木綿の着物や正絹の紬・小紋など、
カジュアルシーンで通年着用できます。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100%
【長さ】 約411.5センチ、幅15.4センチ
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。