九寸名古屋帯:沖縄県 本紅型・唐草に菊 [14/165]

九寸名古屋帯:沖縄県 本紅型・唐草に菊 [14/165]

販売価格: 250,000円(税別)

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商品詳細

の三原色の染め」と言って
思い浮かぶのは、沖縄県の本紅型染めです。

本紅型は、沖縄県で作られている染織の中で
”唯一の後染”技法によるものです。

もともとは、琉球王朝時代に、
身分の高い一部の高貴な方達のみ
着ることを許されていたものです。

 

紅型染は、天然染料の鉱物性の顔料を細かくし

微粒子化させた物を染料として使用するのですが、
鉱物性質で粒子が荒いため、染筆で一度だけ
習字のように染料を生地の上に置いても、
染料が生地になじまないのです。

そのため、もう一つ別な筆で、生地に置いた染料を
生地の中に刷り込むようにして染めていきます。

それでも、顔料粒子が荒いので生地の中に
液体のように浸透しないため、
生地の上に染料が重なり、より色が濃く
発色性がよく見えます。

沖縄の、強い日差しでも色焼けしにくい
のも特徴です。

地色は黒に近い濃鉄紺で、原色が
生地の元々の色とあいまって、
美しい色が表現されています。

生地は紋駒帯地に縁起物のうろこ柄。

ちりめん地とは、また一味も二味も違う
サラリとした触感ですが、結びやすいのが特徴です。

柄付けも工夫されています。

『お太鼓柄だと、うまく柄を出すことが難しい』と
いう方もたくさんいらっしゃると思いますが、
こちらの紅型の帯は、たれのすぐ上の部分から
前柄まで(!)、通しで柄付けしているので、
お太鼓柄・前柄共に出しやすいのも
嬉しい特徴です。

ただ、お太鼓柄のものと比べると
染める範囲が数倍になるため、
大変手間暇がかかります。

 

柄は『唐草に菊』。

唐草は、蔓草の茎や葉が複雑に絡み合った様を表し、
生命力が大変強く、切れ目なく蔓をのばしていくことから
健康、繁栄、長寿」といった意味もあり、
大変縁起のいい柄とされています。 

そして、菊は天皇家の象徴ともされ、
桜と並び日本の国花とされています。
(日本国のパスポートの表紙にもなっていますね。)

また、食用菊は殺菌効果もあるため、
古来から食べ物に添えられ、
食べ物の合間に菊の花びらを食べて
食あたりを防いでいたそうです。

今でも、お刺身などに時々菊が添えられていますが、
それは彩りだけではなく、ちゃんと意味があるのです。


この唐草と菊のパワーを身につけて、
ご自身も周りの方も、いつまでも健康でいてください

【素材】 絹100%

※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。