【広幅】小千谷縮:立涌 [41/488]

【広幅】小千谷縮:立涌 [41/488]

販売価格: 107,500円(税別)

(税込: 118,250円)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

在庫数1点
仕立ての有無:
お仕立て方法:
洗える素材の居敷当てとなります
居敷当ての有無:

販売価格: 107,500円(税別)

(税込: 118,250円)

数量:

商品詳細

 

夏着物の格を備えた、糸染めにこだわった小千谷縮です。

 

反物幅が1尺1寸2分/約42.3センチですので

裄の長い女性はもちろん、男性もお召しいただけます。

 

小千谷縮と言えば、代表的な縞模様やチェック。
糸を一色に染め、その色を組み合わせて織り上げています。

 

また、白地の布を織り上げて細かなデザインを捺染する
デジタル捺染という技法もあります。

 


この反物はそのどちらでもなく、「マンガン絣/マンガン染め
という技法で糸を染めています。

 

化学変化を応用した糸染め技法で、大正時代に始まり、
現在は一軒でのみ継承されている幻の技法です。

 

絣糸のように糸の一部分を染め、経糸と緯糸が交わる部分で
柄出しをするため、染めにも織りにも高度な技術が必要です。

 


まるで大島紬のような絣模様で織り上げられたデザインは、
ゆかたとしてだけでなく、夏着物としてお楽しみいただけます。  

 

古来より人気の縁起柄、立涌(たてわく/たちわく)

その柄の歴史は古く、平安時代にはすでに
有職文様(ゆうそくもんよう)として人気があったほどです。


立涌はふくらみとへこみが交互に連続する文様で、
池や沼から水蒸気が立ち上る様子をデザイン化したものだと
いわれています。

水蒸気はやがて雲になるため、「雲(うん)」と
「運(うん)」をかけて「運気を上げる文様」として
好まれてきました。


柄付けは、片側に立涌が多め、もう半分は立涌が少なく
地色がメインと、片身替わりの雰囲気を楽しめます。

地色は黒、そして立涌柄は白ほどコントラストがきつくない
明るいベージュです。

衿に柄を入れるか入れないかで、お顔周りの雰囲気が
変わるデザインです。



反幅は1尺1寸2分(約42.3センチ)もあるので
裄の長い男性でも女性でもお仕立てできます

 

当店の店長が
夏のイチオシ素材としてお勧めする
「小千谷縮」

ゆかたを探しに当店にご来店されたことが
ある方は、必ず「激推し」されます(笑)

といっても決して「購入」を勧められるのではなく(?)
素材としての優秀さと着心地、そして
アフターメンテナンスの簡単さを力説されるのです。

 

いわく

洗濯機で洗濯でき、脱水は1分ほどで充分。
 乾きやすい上にアイロンは不要です。 

脱水後は、着物ハンガーにかけて
洗濯機の中でたたみシワになっていた部分を
手アイロンで広げて干すだけでOKです!  

・絹の歴史よりもずっとずっと古くから、着物として
着られていたので、絹よりもずっと扱いが楽です。

夏着物としても、ゆかたとしても着られるので
 着用シーンが広がります。

・麻は天然繊維の中で最も吸湿・発散性が高く
 蒸れにくい素材です。

・シボ加工してあるので肌に当たる面積も少なく
 涼しく着こなせます

・同じくシボ加工してあると、布同士の摩擦も
 少ないので、歩きやすいです。

・麻素材は「シワ」を楽しむ素材なので
 気楽にお召しいただけます。

・着れば着るほど、洗濯すればするほど
 柔らかく肌になじみ、着心地が
 どんどん良くなります

・裏ワザ(?)として、真夏日などの暑い時には、
 霧吹きで湿らせると、気化熱で涼しく着用できます。
 ※ただし、帯にはご注意ください。

 

店長より

『島屋入社以来、四半世紀以上にわたり数百回も
小千谷縮を着て、数えきれいないほど洗濯機で洗っています。

着てみないと、分からないことがたくさんあります。

数百回来たからこそ、分かる事もたくさんあります。

小千谷縮の事なら、どんなことでも
私 店長にお聞きください(^^♪』

 

暑い日のお出かけのワードローブに
小千谷縮を加えてください。 
激推しの理由がお分かりいただけると思います♪

  

※コーディネートは参考商品(別売り)です。 

 

【素材】 麻100% (反幅:1尺1寸2分/約42.3センチ)

 

※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。