竺仙:茶屋辻(かげろう地染) [48/786]
商品詳細
ゆかたとしてだけでなく、名古屋帯を締めて襦袢とともに
夏着物としてもお楽しみいただけるデザインです。
茶屋辻(ちゃやつじ)文様は、家や草花などの
風景をモチーフにし、俯瞰図(ふかんず)のように配した
意匠のことです。
江戸時代に、身分の高い武家や公家の女性たちが
夏の正装に用いた柄と言われています。
淡いクリームイエロー地にグレーの単色で染められた文様は
上品に夏を彩ります。
シンプルな帯と合わせ、涼やかに着こなしてください。
生地は竺仙の新しい織り方で、「かげろう地染め」と言います。
例えると、細いたて絽が入っているような感じで、
それが、かげろうのように見えます。
もちろん、風通しが良くなるので
より涼しくお召しいただけます。
シンプルなのに目を引く力があるのは
「注染」という老舗の染色技術のなせる業です。
注染とは、型紙を置いて特殊な糊で防染する工程を
じゃばら状に重ねた生地に繰り返し
その上から染料を注ぎ、表裏なく均一に模様部分を
染め上げる、伝統的な型染め技術の一つです。
1反ずつ手作業の職人技で染め上げるため、
ぼかしやにじみがその着物の「味」になります。
竺仙の注染技法について、より詳しくご覧になりたい方は
コチラの動画をご覧ください。
かげろう地染めは1尺7分と幅広に織られている生地なので、
背の高い方や裄の長い方も、安心してお仕立していただけます。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 木綿100%(反物幅:1尺7分/約40.5センチ)
【生地】 かげろう地染め
※ご覧いただいている環境によっては、
違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。